監督挨拶
『神奈川大学レスリング部』 ホームページへようこそ!!
2020年節目の年を迎え、いよいよ「東京五輪」となるはずでしたが、新型コロナウイルス感染拡大により、1年の延期という異例の事態となりました。早く、このコロナウイルス感染が終息を迎え、晴れて五輪が開催されることを祈っております。
次世代を担う若い選手を育成する私達としても、出来る限り早く通常練習に戻り、次なる目標に向けて弛まぬ情熱を注いでゆきたいと思います。
さて、神奈川大学レスリング部は、県西部・湘南地域にある平塚市の湘南ひらつかキャンパスに拠点を置き、現部員は42名(男子39名、女子1名、マネージャー2名)、今年で創部68年目を数えます。
昨年の成績は、インカレではグレコローマンスタイルで2階級を制覇、3名が3位入賞しました。国民体育大会においてもグレコローマンスタイルで2位、フリースタイルでも3位、天皇杯全日本選手権大会では8名が出場しました。新人戦やジュニア選手権でも優勝者を出し、世界ジュニア・アジアジュニア選手権への日本代表選手を輩出しています。
これまでの飛躍には、選手の努力だけではなく、大学やOB、後援会、御父母の皆様によるご支援の賜物であると日々感謝しながら、昨年の成績を上回れるよう日々の鍛錬に力を注いでおります。
私の指導方針は、「考えるレスリング」、「人間力向上」、「自己管理の徹底!」です。
レスリングは短時間で激しく気力・体力を消耗する競技。常に頭を使って考えなければ体力だけでは結果は出ません。つまずいたら理由を考え、答えを見出して実践する。当然のことですが、これを繰り返すことが大切です。さらに、自身の身体造りの知識や体調コントロールを身に付けなければ、減量も伴う、この1対1で戦うストイックな競技では勝てません。
以上のことを全部員が念頭に置き、「鍛え合え、競い合え、そして友であれ!」をチームスローガンに、毎日充実した練習を続けております。
指導についても、北京五輪銀メダリストである松永共広コーチが練習内容の工夫やテクニック、ウェイトトレーニング解説など、日々細かい指導に取組んでおります。また、地域貢献として大磯海岸清掃や地元イベントへの運営協力、高校生大会(JINDAI CUP)の企画運営や県小中学生合同練習でのジュニア選手育成指導などを行い、人間力向上に向けた活動を続けています。さらには、韓国の全州大学や社会人チームと相互に訪問するスポーツ異文化交流を行なうことで、グローバルな視野を持った人材育成を図っております。
私の最終目標は、「大学日本一」、「五輪選手の輩出」です!
今年でチームを率いて22年目となりますが、まだ目標には到達できていませんが、今後も夢を追って指導を続けてゆきます。
このホームページに来られた方は、レスリング関係者やご父母がほとんどだと思いますが、「おっ!神大、頑張っているな!」、「○○高校から行ったあいつ、強くなったかな?」、「うちの子は元気でやっているかな?」という感じでご覧いただけば光栄です。
今後も、『常に前進』する神奈川大学レスリング部への応援よろしくお願いいたします。
神奈川大学レスリング部・監督
吉本 収
全日本学生レスリング連盟強化委員長
東日本学生レスリング連盟理事長
神奈川県レスリング協会理事長