試合結果

明治杯全日本選抜レスリング選手権大会

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峯村 亮 ついに日本一!!


6月17日(日)、代々木第2体育館において衝撃が走った!

グレコローマンスタイル60kg級に階級UP後、初大会となる峯村(コーチ)は、初戦から好調に勝ち上がり、準決勝に進出。

第1シードで天皇杯2位の倉本選手(自衛隊体育学校)と対戦、1ピリオド目には投げ技とカウンターでポイントを稼ぎ先取。2ピリオドには、胴タックルで押し出したポイントを守り切り、2-0で白星を挙げた。

決勝は、同じく自衛隊体育学校の城戸選手。天皇杯3位の、常に上位の選手である。

今までとは違う、一階級上での決勝戦であるが、最初から攻めのレスリングを展開した結果、1ピリオド目は、1-1で逃したものの、2ピリオド目はがぶり返しを凌ぎ、逆に持ち上げてポイントを取り、3ピリオド目は全てスタンドからポイントを重ねて5-0、優勝が決まった。

55kg級時とは打って替わった、攻めにこだわるレスリングで金メダルを手中に収めた。

天皇杯1位で、ロンドン五輪代表の松本選手(ヤクルト)は不出場であったが、今後、この階級でやって行くには十分に手ごたえのある結果となった。

また学生では、6月16日(土)に主将の長谷川公俊(4年)がフリースタイル74kg級に出場し、1回戦で自衛隊体育学校の鎌田選手と対戦。

2年前の大学選手権で、負けている相手であるが、1ピリオド目をタックルで先取。2ピリオド目は逆にタックルで取られたが、3ピリオド目はお互い攻めきれずに0-0のまま進んだ終盤、タックルに入ってきたところをカウンターで返し2ポイントを取り2-0となり、2-1で勝利した。

続く2回戦は、第1シードで天皇杯2位の小島選手(K-POWERS)。長谷川は、一矢を報うべく果敢に挑んだが、2-0で敗れた。

峯村選手より

60kg級は初挑戦で、まさか優勝できるとは思いませんでした。55kg級ではずっと2位だったので、素直にうれしいです。ロンドン五輪に出られなくて、年末年始はレスリングを続けようか迷いましたが、職場の支援があって続けることにしました。まだ先は見えませんが、これからは、1年1年、がんばって、その先に4年後があると考えています。

日本レスリング協会HP掲載記事(各階級優勝選手の声:上から2番目)
日本レスリング協会HP掲載記事(決勝写真集&表彰式:上から2番目)

★グレコローマン 60kg級/峯村 亮(コーチ)
 1回戦 ○[2-0(3-0,2-0)]●渥見祥(日体大)
▼2回戦 ○[2-0(3-0,4-0)]●佐々木孝(自衛隊)
▼準決勝 ○[2-0(3B-3,1-0)]●倉本一真(自衛隊)
▼決 勝 ○[2-1(1-1L,2-0,5-0)]●城戸義貴(自衛隊)

★フリースタイル 74kg級/長谷川公俊(4年)
 1回戦 ○[2-1(4-2,0-2,2B-2)]●鎌田学(自衛隊)
▼2回戦 ●[2-0(4-0,3-0)]○小島豪臣(K-POWERS)